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参考文献

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外国産のカブトムシやハナムグリをいろいろと飼育していると、段々とよりマニアックなものを集めてみたくなっていきますよね。
でも、珍品と呼ばれる種類を手に入れたときや、お土産に採集品をもらったときなど、種名や学名がその場では分からないことがありませんか? そして、さらには、これにはどんな仲間がいるの? どこに生息しているの? といった周辺情報にも興味が湧いてきて、こうなるともう止まりません。
そこで、必要になってくるのが「文献」です。


しかし、本音を言うと、高い本を買うより、その分、少しでも虫を買いたいと思ってません? 私も実を言うと、その口なので(!)、お気持ちはよく分かります。
それでも、やはり、この趣味を本格的にやっていくには、文献は欠かせない存在なのです。
文献は、いろいろなシーンで役に立ってくれます。 そしてなにより、見ていて楽しく、つい、いつまでも眺めてしまうものなのです。
そういう良質な本や図鑑に巡り合えたら、それはあなたにとって、きっと、至福のときになるに違いありません。
こんな虫がいるのか、いつか飼ってみたいなぁ・・・と憧れを抱いて、同じページを何度も開き、ついには開き癖がついてしまう。 マニアにとって文献とは虫と同じくらいに大切なアイテムじゃないかと私は考えています。


しかし、とても残念なことに、ことカブトムシに関しては、全ての「知りたい!」と思う情報を網羅した「大図鑑」と呼ばれるレベルのものが未だにないのです。 いろいろな文献に、少しずつ、情報が寄せられているのが現状です。 このため、ある種についてはこの本を、別の種については、また、別の本を、といった具合に、幾つかの書籍をさまよわなければなりません。 でも、これは決して嫌なこと、面倒なことじゃないのです。 むしろ、私はとても楽しいことじゃないかなと思っています。
情報は幾らあってもいいものだからです。


あえて難点を書くとすれば、同じ種類であっても、和名はそれぞれの著者が適当につけたと思えるものがあって、慣れると分かりますが、最初は少し混乱することがあるかもしれません。(例:タイワンカブトとサイカブト) 和名は適当なものです。予めそう思っておいて下さい。 学名はどの本でも、こういう混乱はあまり見られませんので、もし迷ったときには学名と図示されている虫の特徴をよく比較してみることが必要になります。
ちなみに、ブームということもあって、昨今ではカブトムシについて書かれた本があまりに多く、どれを選んだらよいか分からないくらい・・・といったらちょっとオーバーですが、それくらい、豊富に出版されていますよね。 でも、大丈夫。


当店が実際に使っており、本当にお勧めできる参考文献に絞って紹介します。


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cover おすすめ度 ★★★★★
本体価格 2,100円

カブトムシ・クワガタムシニューワイド学研の図鑑

この図鑑はカブトムシ・フリークにとって、持っていなければならない一冊と断言させてもらいます。
2004年夏現在、和書の図鑑でこれを超えるものは皆無です。タイトル通り、クワガタも掲載されていますが、カブトムシの量が圧倒的に多く、珍しい種類についてもまんべんなく網羅されており、まさに外国産カブトムシのバイブルと言っても過言じゃありません。私が調べ物をするときに、最初に手にとる一冊でもあります。
学研のニューワイド図鑑のシリーズは、どれも全く侮れません。子供向けだろうと多寡をくくっては損をします。学研は、このシリーズに命をかけているのでしょうか? 凄まじいほどに内容が濃く、充実しています。他社の図鑑シリーズと比べてみると分かりますが、情報の量・質が明らかに抜きん出ており、値段的にもかなりお買い得です。
cover おすすめ度 ★★★★
本体価格 2,520円

カブトムシの百科

なんといっても画像が綺麗! そして、生息地の情報がふんだんに記載されており、読み物系として最高の一品です。読後、カブトムシへの思いで体が熱くなること、請け合いです(私だけ?)。
尚、アブデルスツノカブトが野生では糞に集まると記載されており、このため、本種が輸入されてきた当初、ブリードに牛糞が必要になるのではなかろうか?とマニアの間に戦慄が走りました。しかし、本種のブリーディングのどのシーンにおいても、糞は一切、必要ないことが今では明らかになったということを付け加えておきます。
cover おすすめ度 ★★★★
本体価格 1,575円

雑木林の虫の飼いかた
―カブトムシ・クワガタ・オオムラサキほか 虫の飼いかた・観察のしかた (5)−

国産カブトムシやカナブンの累代方法が美しい画像で紹介されています。かなり基本となる飼育テクニックだけでなく、えっ!と思うようなことが、さらりと書かれていたりして、この本、実はなかなかやってくれます。
ちなみに、このシリーズでは、「近所の虫の飼いかた(2)」にバッタやスズムシといったソフトインセクト系の飼育方法が紹介されていますが、こちらも実に詳細を極めておりお勧めです。
cover おすすめ度 ★★★
本体価格 2,100円

昆虫ニューワイド学研の図鑑

この図鑑も、今では昆虫好きな方に広く愛好されていることと思いますが、それだけの理由があります。昔、子供の頃に手に取った同社の図鑑「昆虫」も名品だったと思いますが(今でも販売されています)、このニューワイド図鑑は、それを何倍にもパワーアップさせた情報量になっております。私の憧れの虫のひとつ、オオヒゲブトハナムグリの色彩変化まで記載してくれていて、実に罪な一冊です。
cover おすすめ度 ★★★★★
本体価格 1,995円

フューチャー・イズ・ワイルド完全図解 The WILD WORLD of the FUTURE

昆虫専門の図鑑ではないのですが、これはあまりにも面白いので紹介します。
科学的根拠に基づいて、人類滅亡後の地球に住む生物たちの姿を描いた図鑑です。現在の生物たちが、500万年後、1億500万年後、2億年後にどんなふうに進化しているのか。その姿はあまりにも驚きに満ちていて、ページをめくるたびに「ありえないだろー!」と、思わずつっこみを入れたくなるほどです。陸をのし歩く巨大なタコ、はねて移動するカタツムリ、空を飛ぶ魚・・・いや、もう、面白すぎて目が離せません。未来の世界では、昆虫が王者になっています。確かに、昆虫はかなり強い生き物なのかもしれませんが・・・
完全図解とあるように、登場する動物たちが実にビジュアルで、見ているだけで実に笑えます。息子と二人してすっかりハマってしまいました。大人向けには、更に文量豊富に、この世界を説明する「フューチャー・イズ・ワイルド」(単行本)があり、こちらもお勧めです。
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